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米国カリフォルニアのソフトウェアエンジニアがIT・自転車・音楽・天体写真・語学などについて書く予定。

VerizonのGalaxy S3(SCH-I535)にIIJmio音声通話付きSIMを差す (2)

前回書いた通り、IIJmio音声通話付きSIMを無事にゲット。早速SCH-I535からVerizonのSIMを抜いて代わりに差してみた。

ちゃんと動いてくれるかどきどきしながら電源を入れると、ステータスバーに "This SIM card is from an unknown source" というアラートアイコンが出た。うわっ、こりゃダメか?と一瞬あせったが、気を取り直してもう一台の端末に電話をかけてみると普通につながった。どうやらこのアラートは無視してよいらしい。

データ通信にはAPNの設定が必要らしいのでIIJmioのマニュアルに従って設定してみる。これは簡単につながった。ただシグナル表示はHで、LTEにはならない。調べてみると、SCH-I535のLTE対応周波数が米国Verizonの使っているBand 13 (700MHz)のみなのに対し、日本のNTT Docomoが使っている周波数はBand 19 (800MHz)/21 (1500MHz)/3 (1800MHz)/1 (2100MHz)ということなので、まあそういうものなのだろう。FOMAのHSPAが掴めているのでまあよしということにする。

参考: List of LTE networks - Wikipedia, the free encyclopedia

SMSには問題あり。受信はできるのだが、送信しようとすると必ずFailedになってしまう。原因はわからないが、いろいろやっているうちに、Google Hangoutsをデフォルトメッセージングアプリに設定しGoogle HangoutsをSMSの送信に使うことで問題を回避できることがわかった。

まとめると:

  • アラートが出るが、使える。
  • ネットワーク速度はHSPA止まり。LTEではつながらない。
  • SMSは標準アプリだと受信のみ。Google Hangoutsをデフォルトメッセージングアプリにすれば送受信できる。

まあこんなもんだろうとは思いつつも、ちょっと微妙である。

LTEでつながらない問題は端末を買い替えるしか解決方法がない。そのうちアメリカに戻るとすると両国のメジャーなキャリアのバンド幅に対応しているものが必要。これ↓とかよさそうなんだけど、invitationがないと買えない。

OnePlus One - OnePlus.net

LTEはあきらめるとしても、"unknown source" アラート/SMS問題完全にゴミとなったVerizonのプレインストールアプリ等の微妙さを解消するために、思い切ってOS丸ごとflashしてしまおうかちょっと考えている。