hogehoge, world.

米国カリフォルニアのソフトウェアエンジニアがIT・自転車・音楽・天体写真・語学などについて書く予定。

Airpods ProはAirpodsの進化形ではなく別ものだった

今まで完全ワイヤレスイヤホンとして旧世代のApple AirPodsを使っていたのだが、このたびApple AirPods Proを入手した。1~2ヶ月待つのを覚悟していたが10日で届き、Amazonグッジョブである。 それなりに値も張るし、聞こえてくる評判もよいし、旧AirPodsに…

日本語教育能力検定試験(2019年)のデータ分析

ちょっと前に受験体験記&解答解説を書いた日本語教育能力検定試験ですが、合格通知が届きました!自己採点で推定合格ラインは十分越えていたのですが、これで一安心です。 ここで、JEES 日本語教育能力検定試験ホーム に受験者数や合格者数のデータが公開さ…

日本語教育能力検定試験(2019年)を受けた ~ 素人的解説速報 試験III 後半

前回に続いて試験IIIの後半。これで最後です。 問題9 問1 2: メンタルヘルスの問題が起こりやすい時期を覚えていなかったとしても、これ以外の選択肢は逆のことを言っているので絞り込みは簡単。 問2 4: マズローの欲求階層といえば、生理的欲求に始まり、承…

日本語教育能力検定試験(2019年)を受けた ~ 素人的解説速報 試験III 前半

前回に続いては試験III。このセクションは山勘がさえわたり、自己採点90%というハイスコアをマークしました! 問題1 問1 1: 「動作主が対象の変化を引き起こす」のがずばり他動詞の特徴。2は相互動詞(例: 結婚する)、3は「ある(あります)」、4は「だ(です)」…

日本語教育能力検定試験(2019年)を受けた ~ 素人的解説速報 試験II

前回に続き試験IIの聴解問題。音声覚えているわけでもないので内容粗いです。 問題1 順にa, d, c, d, b, a。これは解説不要だろう。アクセントが下がる前は強く発音されることが多い、ということは知っておくとよい。 問題2 順にc, d, b, c, d, a?。解説不能…

日本語教育能力検定試験(2019年)を受けた ~ 素人的解説速報 試験I 後半

前回に続き試験Iの後半。 問題6 問1 2:「習慣強化」ときたら軍隊的なアーミーメソッドあるいはオーディオ・リンガル・メソッドでしょう。 問2 2: このパターンがAとBを比較・対照しているのは明らか。 問3 3: 「プロセス・アプローチ」は考えるプロセスに重…

日本語教育能力検定試験(2019年)を受けた ~ 素人的解説速報 試験I 前半

前回まで日本語教育能力検定試験の体験記を書いてみたが、 私自身過去問の解説にはだいぶお世話になったので、恩返しとして「誰よりも早い解説」を書いてみる。ただし: すべて裏を取る時間はないので、自分の解答とアルクの解答速報を照らして、基本的に「私…

日本語教育能力検定試験(2019年)を受けた ~ 勉強から本番まで

前回の続きとして、私がどんな準備をしてどう本番に臨んだかを書いてみる。勉強の仕方は各々自分が楽しくできる方法を編み出すのが一番いいと思うので、これはあくまで私のやり方・考え方ということで参考程度に見て欲しい。 基本戦略 まず、本試験は満点を…

日本語教育能力検定試験(2019年)を受けた ~ イントロ

タイトル通り、2019年の日本語教育能力検定試験を受けた。これはいわゆる日本語の先生になりたい人が取る資格である。今後受けてみようという人の役に少しは立つことを願って、体験記的なものを書き残しておこうと思う。 なぜ受けようと思ったのか 私は米国…

買い物メモ: 精密ドライバーセットとコンデンサマイク

ちょっと前に買ってあったStanleyの精密ドライバーセット、いざ必要になって使ってみたらチップの精度が悪くてネジ穴にはまらないことが判明。これは窓から投げ捨てる確定として、代わりに何を買ったらいいかちょっと調べてみたのでメモ。 本当にいいものが…

買い物メモ: 精密ドライバーセットとコンデンサマイク

ちょっと前に買ってあったStanleyの精密ドライバーセット、いざ必要になって使ってみたらチップの精度が悪くてネジ穴にはまらないことが判明。これは窓から投げ捨てる確定として、代わりに何を買ったらいいかちょっと調べてみたのでメモ。 本当にいいものが…

スマートアウトレットAPI (VeSync) を叩く

今時こういうスマートアウトレットが$10/eaくらいで買えるのである。WiFiでクラウドに接続し、アプリケーションやAPIからON/OFFしたり統計情報を取得したりできる。もともとクリスマスライトを夜だけONにしたくて、機械式タイマーと値段あまり変わらないので…

Particle Mesh: Early Adopterはつらいよ (5) ~ 外部アンテナを付けてみる

前回まで、いかにXenon~クラウド間通信が通らないか、OTAが通らないか、という話をしてきた。もしかしたら改善するかも、とMesh用の外部アンテナを付けてみることにした。

Particle Mesh: Early Adopterはつらいよ (4) ~ ちゃんと動くMeshアプリの作り方

前回の体験レポでは「一度上がったテンションだだ下がり」という感想を書いたが、いろいろ試行錯誤して、ちゃんと動くMeshアプリケーションを書くためのポイントを幾つか見出すことができた。今回はそのあたりを説明したいと思う。まぁ本来はこのようなトリ…

Particle Mesh: Early Adopterはつらいよ (3) ~ 体験レポート

前回消費電流の話を先にしてしまったので、今回こそは体験レポを書いて「Early Adopterはつらいよ」にオチを付けることにする。

Particle Mesh: Early Adopterはつらいよ (2) ~ Xenon/Argonの消費電流

前回に続いては実際にParticle Meshを触ってみた体験レポを書こうと思っていたのだが、そんなものよりも需要あるかな?と思い、Particle Meshの消費電流を測ってみたのでそっちを先に書いてみる。ちなみにParticle本家のコミュニティにもポストしてみたとこ…

Particle Mesh: Early Adopterはつらいよ (1) ~ イントロ

Particle Meshが先月到着し一ヶ月ほど触ってみたのでレポしてみる。Mesh+WiFiを備えたArgonを3台と、Meshのみ対応のXenonを2台、数ヶ月前にプレオーダーしていたものである。 こいつが何者かはHirotakaster先輩の記事に詳しいのでそちらを参照してもらうとし…

Neural Compute Stick 2でリアルタイムオブジェクト検出 (4) ~ Raspberry Piで使う

NCS2購入当時はSDKがIntel x64にしか対応していなかったため、前回まではIntel PC上でのテストの話をしてきた。しかし最近Raspberry Pi対応のSDKがリリースされたので追加で試してみることにした。 NCS2をRPiに挿すとこんな感じになる。USBポートに直接挿す…

Neural Compute Stick 2でリアルタイムオブジェクト検出 (3) ~ ドローンのFPVカメラ接続

前回MobileNet SSDという高速オブジェクト検出モデルの使い方がわかったので、これにドローンのFPVカメラ画像を食わせてみよう。結論を先に言うと、こんな↓感じでリアルタイムオブジェクト検出が実現できた。 youtu.be この動画は機材の関係でNCS2を使わずCP…

Neural Compute Stick 2でリアルタイムオブジェクト検出 (2) ~ インストールとサンプル実行

ML

前回の続きでNCS2の話。今回インストールからサンプル実行のあたりまでレポ。サンプルは顔検出、YOLOv3、MobileNet SSDなど試してみたがどれも非常におもしろい!最終的にドローンで使うには特に高速なMobileNet SSDを採用。

Neural Compute Stick 2でリアルタイムオブジェクト検出 (1) ~ イントロ

ML

USBに挿すニューラルネットワークアクセラレータの新製品 Intel® Neural Compute Stick 2 (NCS2)が先月リリースされた。勉強と人柱を兼ねて購入してみたのでレポートを書いてみる。

日本語のら行の音はなぜLではなくRに当てられるのか

「日本語のら行の音はなぜ英語では似ても似つかない r に当てられるのか、L の方がまだ近いんじゃないか」という疑問を持ったことのある人は少なくないと思うのだが、自分的に一番説得力のある答はこれ: 日本語の「ら行」子音は R か L か? 自分が学んだこ…

量子コンピューティングについて

シニアエンジニアは将来の技術に目を向けておかねばならん、というわけで量子コンピューティングについて少々真面目に勉強してみた。「量子コンピューターが実用化されると素因数分解が高速でできてしまい、RSA暗号が無力化される」といった噂は本当なのか?…

アメリカ英語の発音ノウハウ (6) ~ 元ネタ本のダウンロード販売

以前書いた記事 アメリカ英語の発音ノウハウ の元ネタ本である The Sound & Style of American English (by David Alan Stern)ですが、著者のサイトでダウンロード販売しているよと親切な方にコメントいただきました。 learnaccent.com 現時点で$29.95、自分…

IDAS LPS-D2だと…?

来月からアメリカに戻ることになったので、日本にいるうちにIDASの LPS-D1 (天体写真用の光害カットフィルター)を買っておかなきゃと思ったら、なんと LPS-D2 という白色LED対応の新製品が出ているではないか!うーむ、どうしよう。 実写で露出時間や色合い…

Google Homeでドローンを飛ばしてみた

Google Home Miniをゲットした。別にスマートスピーカーが欲しかったわけではないのだけれど、ビックカメラの半額祭りで3000円になっていたので、この値段ならまぁ触ってみるかとぽちったものである。 世のガジェット仲間たちは早速いろいろハックしているよ…

POWERUP DARTが届いた

KickstarterでbackしていたPOWERUP DARTが届いた。スマフォで操作できる紙飛行機、という謳い文句である。 POWERUP DART - App Controlled Paper Airplane. With Tricks. by Shai Goitein — Kickstarter www.kickstarter.com 曲がりなりにも試験飛行までして…

Heroku上でPython & OpenCVを動かす

Heroku上でOpenCVを動かすというのをやってみた。HerokuのDocker機能を使う必要があるらしいのだが、これがどうも最近アップデートされていて、最新版でやってみた系の記事が少ない。 Container Registry GA - Deploy Docker images to Heroku | Heroku Dev …

アメリカ英語の発音ノウハウ (5) ~ 舌の筋肉の使い方・Quick American Glide編

前回に続き、同じく舌の使い方というテーマで Quick American Glide の話をします。これは前回の "r" に比べたら全然簡単なはずなので楽に臨んでください。 Quick American Glideとは、二重母音[ai][ɔi][ei][au][ou]を出す際の舌の動きです。これらの二重母…

アメリカ英語の発音ノウハウ (4) ~ 舌の筋肉の使い方・"r"編

前回は顎の周りをがしがし動かすという筋トレ話でしたが、今回は舌の奥の筋トレです。 舌のホームポジションを下げ、顔の後ろ側の筋肉を主に使うという時点で、必然的に舌の奥の筋肉が動くようになるのを既に感じている(舌の奥に疲労を覚える)方もいるかと思…