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米国カリフォルニアのソフトウェアエンジニアがIT・自転車・音楽・天体写真・語学などについて書く予定。

日本語教育能力検定試験(2019年)を受けた ~ 素人的解説速報 試験I 後半

前回に続き試験Iの後半。

問題6

問1 2:「習慣強化」ときたら軍隊的なアーミーメソッドあるいはオーディオ・リンガル・メソッドでしょう。

問2 2: このパターンがAとBを比較・対照しているのは明らか。

問3 3: 「プロセス・アプローチ」は考えるプロセスに重きを置くメソッドだったはず。

問4 4: 「引用」しているのはこれだけで、しかもその方法が微妙に間違っている。正しく言うなら「山口は~と指摘している」「山口によれば~と指摘されている/言われている」といった表現だろう。

問5 1: ピアなんとかときたら、大抵は当事者同士で互いにを何かをしあう活動なので素直に1。

問題7

問1 1: これ以外は何かおかしい。3と4は逆のことを言っている。2は比較で語れない。

問2 1: 従来の「教室で基礎を教え、各自で復習・応用する」を「各自で基礎を学び、教室で復習・応用を学ぶ」と変えるのが「反転」の所以。

問3 3: ADDIEなんて知らんがな、でもAnalyze, Design, Develop, Implement, Evaluateの頭文字だと気付けば答えられる。

問4 2: URLの転載は(普通)問題ない。しかし私は選択肢を誤読してはずしてしまった(´・ω・`)

問5 4?: 知らんがな、アルク速報は4。

問題8

問1 3: ハイコンテキストで暗示的(聞き手責任)なのは日本の特徴。1の論理性、2の明示性(話し手責任)、4のインフォーマル性は逆にアメリカ的。

問2 1: バーバル=「言葉による」なのでストレートに1が正解だったようだが、私はひねってはずしてしまった。

問3 2: エポケー=判断保留を意味する哲学用語。

問4 1: これ以外はassertivenessに逆行。

問5 4: カルチャー・アシミレーターと言えばケーススタディ系の活動。

問題9

問1 3: プロトタイプ的ってなんだっけ?「そのものずばり」だったかな?というわけで実際に物が落下することを直球で表す3を選択。

問2 1: よくわからずそれらしいものを選択。

問3 2: 「服を」ときたら「掛ける」、という関係はコロケーションという。他は全然違う用語。

問4 1?: 知らんがな。アルク速報は1。

問5 4: 負荷軽減という主旨からしてストレートにおかしい。

問題10

問1 2: エラーは間違って覚えていること、ミステイクは運用上のうっかり。なお3と4はグローバルエラー vs ローカルエラーの話。

問2 3: 学習者の頭の中にあるエラーを含む言語体系=中間言語の話をしている。

問3 1: これだけ維持リハーサル。他は長期記憶内に位置付けるための活動。

問4 3: belief=信念、なのでストレートに3。ちなみに1はステレオタイプ、2はラポール、4はよくわからん。

問5 4: クラッシェンのモニターモデルで頻出のやつ。

問題11

問1 2: セリフの言い間違いを「噛む」と言うのは俳優や声優の集団語と言える。

問2 4?: 私自身は3か4の2択まで絞れたがよくわからず。アルク速報は4。

問3 3: ネオ方言と言えば「こーへん」に代表される混交スピーチスタイル。ところでなんでこの問題が頻出なのかよくわからん。

問4 1: 常識的にわかる。

問5 3: キャラ付けのために誇張して使われたりする。2や4は明らかにおかしい。1はちょっと微妙で、もともとキャラ付けがしっかりしてる主人公に役割語はあまり使われないということだろうが、忍者ハットリくんみたいに例外もある。

問題12

問1 1: カナダの公用語が英仏なのは有名な話。

問2 3: 私はスティグマ=「差別される者に植えつけられる劣等感」的な理解をしているのでこれ。

問3 3: 少数言語を守るんだから普通にこれ。

問4 4: 制限を掛けたり統一するのではなく選択肢を認める方針だったはず。

問5 2: 情報を敢えて絞って簡潔にする方針に2は逆行している。なお3のように「名詞よりも動詞を使った方がわかりやすい」というのはなかなか興味深いガイドラインである。

問題13

問1 2?: 知らんがな。アルク速報は2。

問2 3: これだけが言葉遊びの性質を持たない。

問3 2: 交渉=ネゴシエーションしてるのは2だけ。

問4 1: 「はいはい、わかりました、悪うございました」みたいなやつのことを言っているので1。他は逆のことを言っていておかしい。

問5 3: フィラーは言葉を探すときの「えーと」みたいなやつのこと。

問題14

問1 3: これは頻出。なおベトナムだけJLPT合格基準が違うというのも頻出。

問2~4: 知らんがな。アルク速報はそれぞれ2, 4, 1

問5 3: 英語併記したら日本語力なくても通っちゃうんじゃね?と思い3を選択。

問題15

問1~2: 知らんがな。アルク速報はそれぞれ3, 1

問3 4: 天下り先になっているとか不要論もあるちょい悪団体。

問4 2?: 留学生数全体は「中ベネ」の順に覚えていたのに、その選択肢がない…よく見ると「法務省告示云々」とか知らんがな。アルク速報は2。

問5: 知らんがな。アルク速報は4。 

 

続く