たまたま知人と話題に上がったので、持っている(た)音楽機材の棚卸をしてみることにする。写真の上がっていないブツはこのへんの動画に写ってるかもしれないので興味のある方は確認されたし。
1. 弦楽器
1.1 エレクトリックギター
- AIRCRAFT AC-5 (安藤まさひろモデル)
- 例の白いやつ。ご本人のはピックアップセレクタがトグルスイッチなのが特徴だが、これは 5-way セレクタで、リアのタップスイッチもない廉価版。今となってはむしろ珍しいかも。パチモンでないことを証明するモリダイラ楽器の保証書がまだ手元にあるよ😎
- ピックアップは EMG-SA と DiMarzio DP153 FRED かな?めっちゃあの時代の音がする。
- 1993年頃に神田のイシバシ楽器で見つけ、即買い。
- ボリュームポットが効かない(ONかOFFかのデジタル状態😅)のだが、金属のノブが固着して交換もできず…。

- Ibanez PM-100 Natural (Pat Metheny モデル)
- We Live Here ツアーなどで見られるフルアコ。ご本人出演のギグに持って行ってサインしてもらった貴重品。
- 1997年頃に横浜のイシバシ楽器で見かけ、即買い。
- ブリッジはボディに乗っているだけなので、弦交換のときにうっかり全弦外してしまうと面倒なことになる。

- Gibson ES-335
- 1960年代製、シリアル番号もかすかにしか読めないビンテージ。
- 2000年頃、向ヶ丘遊園のクラウドナイン(だっけ?当時は中古楽器も扱っていた)で見つけ、Al McKay みたいなファンキーな音するな!と思い購入。前のオーナーがパーツ交換やリフィニッシュをしている(=オリジナルの状態が損なわれている)ので安目の値付けだと説明されたが、それでもそれなりにしたねぇ。
- ある日ケースを開けたらネックがヘッドの付け根で折れていて😭、イケベWSRで直してもらったことがある(2008年)。


- PRS SE Custom 24 Quilt Bonnie Pink
- 2025年、「しばらくギター買ってないな~、モダンな音が欲しいな~」と探していたら、川崎の島村楽器で見目よく使い勝手の良さそうな中古を見つけてゲット。
- もともと国産を買うつもりだったのだが、この見た目に負けた。前面がヘッドも含めてピンク・背面が木目というカラーリングは限定生産らしく、検索してもなかなか見つからない。

1.2 クラシックギター
- Yairi & Son Model 250
- 1967年製のヤイリ。2019年に知人に譲ってもらい、本格的にクラシックギターを学ぶきっかけとなった。
- 太くて音量のある音が出る。弦は Savarez の Alliance & Cantiga が合う。
- Kremona Fiesta FC
- クラシックギターをちゃんと勉強するために "no excuse" な楽器が欲しいと思い、上のヤイリの数ヶ月後に購入。Palo Alto の Gryphon Stringed Instruments で、予算に合うものを片端から試奏し倒して選んだもの。
- どの音域もフラットで倍音豊かな音が出る。弦は Hannabach が合う。
- Yamaha SLG200NW
- いわゆるサイレントギターのクラシック版。2021年にビザ更新のため一時帰国した際、コロナ禍のため二週間の隔離期間があり、暇なので滞在先アパートメントからクロサワ通販で購入。
- クラシックギターの構え方をするとフレームが胸骨に刺さって痛くて弾けないという致命的な欠点が…。
1.3 エレクトリックベース
- Fender USA American Vintage '62 Jazz Bass
- おそらく1995年製。どこかの店で中古を見つけ、試奏したらよく鳴るので購入したのだが、いつ、どこだったか覚えてない。
- Tweed のかっこいいハードケース入りだったが、あれは重くてかなわん。

- Lakland Skyline 55-01
- J-Fusion を弾くのに5弦とか Bartolini の音とかが欲しくて購入。
- 2012年の購入当時 Guitar Center で$699.99だったが、今の値上がりっぷりに驚愕😱

1.4 番外編
- チャランゴ
- アンデスの民族楽器、2005年ペルーのクスコで購入。単なる土産物ではなく一応ちゃんとした楽器で、細工も凝っている。
- ただ運指が難しくて弾けない😅ウクレレ弾ける人はいけるのかも。

1.5 ギター用エフェクター
- Mooer GE250
- ギグやリハに持って行くのに BOSS GT-8 の重さはとうとう耐えられなくなり、最近こちらにダウンサイズした。2024年に中古購入。
- かゆい所に手が届かない点はあるものの、とにかく軽いし、ギグ向けには欲しい音が good enough な感じに出るのでいい買い物だったと言える。
- スイッチ2/3を同時押しするとルーパーに入るのだけは許せん。ギグの最中に間違って踏んだら大惨事!
- BOSS KATANA:GO
- 2025年のリニューアル版を購入。自宅練習を手軽にし、やる気を上げようという目論見だったが、その意味ではあまり役には立たず😅飲み会セッションで若干活躍したくらい。
- EBS MultiComp
- ベース用コンプの定番。今はベースは PC でいじるので出番は減った。ちなみにこれの前はオレンジの DOD Compressor 280 だった。
1.6 ギターアンプ
以下を所有していたが、使わなくなって久しく、また腐らせるのも忍びなく、2024年に両方とも手放してしまった。上の Fender Jazz Bass の写真の背後に2台とも写っている。
- Roland JC-120H (譲渡済み)
- Metallica で有名ないわゆる「ジャズコのヘッド」で、激レアもの。シリアル番号からおそらく1984年製と思われる。
- 1990年代、西大路五条にオフィスを構える小さなソフトハウスでプログラマーのバイトをしていたのだが、そこでミュージシャンを兼業していた謎の社員の人から安く譲り受けた。Guyatone のスピーカーユニット4個と合わせて15,000円という超破格😅
- Fender Blues Junior 初代 (譲渡済み)
- 2002年にアメリカでジャズコンボをやるために購入。当時のギグはアンプ持ち込みが当然だったので大活躍したが、その後はめっきり使わなくなってしまった。
- このアンプを買った時、自分の ES-335 を試奏用に持って行ったのだが、Guitar Center の店員さんが売りに来たと勘違いして査定を始めてしまうハプニングあり(まぁ当時は自分の英語もダメダメだったからな)。行き違いに気づいた彼らがおそらくスマンと思ったのか、店のアンプ各種を爆音で鳴らさせてくれた。
2. 鍵盤楽器/MIDI楽器
- CASIO Privia PX-130 (電子ピアノ)
- 2010年頃購入の電子ピアノ。
- 今となっては旧世代・ローエンドなので、そろそろ新機種にアップグレードしようかと楽器屋に足を運ぶも、大枚はたくほどの理由を感じられず使い続けている。内臓スピーカーがダメダメな点を除けばまったく問題ないし、本物のピアノの感触が欲しければピアノ練習スタジオに行った方が良い。
- M-AUDIO Keystation 49 MK3 (MIDIコントローラ)
- 2022年購入。バイオリンや管楽器の入力に、それまで持っていた KORG microKONTROL では不便になってきたため。
- 軽いし、矢印などの制御キー(メインの鍵盤とは別の MIDI デバイスとして見える)があったり、DTM 用途には使いやすい。
- Raspberry Pi 4 Model B + FluidSynth (自作音源モジュール)
- RPi 4 に FluidSynth を入れ、最低限のディスプレイやスイッチを付けてバッテリー駆動可能なスタンドアロンアプライアンスにしたもの。
- ギグ用に音源モジュールを探していたら見つけた TAHORNG PE128 にインスパイアされ、「これくらいなら手元の機材で作れるじゃん」と自作。
- 出力はローエンド USB オーディオだが、ギグ用なので全然OK。むしろ電池食わなくて助かる。
- 音量調整はスイッチが足りず、ワイヤレスマウスで操作するように作ってある。
- 本来プログラムチェンジを受けたりできるのだが、本番で失敗したくないので音色は固定。変えるには ssh してスクリプトを書き換える必要がある😅
- Qiita にこれの製作記事を書かないとなぁ。

- CASIO GZ-5 (超小型キーボード)
- おもちゃかと思いきや、MIDI 出力があるので使いどころがある。古い。
- CASIO DH-100 (デジタルホーン)
- MIDI でホーンセクション鳴らしたり、ブレスコントローラとして使用。これも古いね。
- JABARA MIDI (自作蛇腹楽器型MIDIコントローラ)
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以下の製作記事参照。アコーディオンやバンドネオンの表現に使用。
qiita.com
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3. 打楽器
- Roland TD-9 (V-Drums)
- 2009年購入。あまり使わないうちに旧世代になってしまったなぁ…。新機種にアップグレードするか、どうせあまり叩かないんだから使い続けるか、悩む。
- Yamaha FP9315 (フットペダル)
- ドラムの練習を始めたとき、「上手くなるにはフットペダルは自分のじゃなきゃ絶対ダメでしょ!」と考え、スネアを差し置いてまずはこのペダルを買った。
- カウベル・アゴゴベル
- こういうのはあると楽しいからね。以前はフレクサトーンやボンゴも持っていた。
4. 録音/再生/モニタリング機材
- IK Multimedia AXE I/O (USBオーディオインタフェース)
- 音楽制作時の PC への入出力は主にこれ。日本で使ってる人は少ないのではないだろうか。
- プリアンプに入力インピーダンス調整ノブやギター用JFET回路が搭載されており、またリアンプ用出力があったり、ギタリスト向けの設計になっている。
- 意外にもヘッドフォンアンプ部分が高品質。下手なヘッドフォンアンプ専用機よりもいい音がする。
- 2022年に$299.99で購入。やけに安いのはセール期間だったのかな?
- S.M.S.L DO400 (USB DAC & ヘッドフォンアンプ)
- 通常のモニタリングには上のAXE I/Oを使うのだが、いわゆる「いい音」で聴きたいときにはこっちを使う。
- 2025年に中古購入。ちなみにこれの前に初めて試したヘッドフォンアンプ FiiO K11 はひどく期待はずれで、この買い替えは大正解だった。
- Rode NT5 (コンデンサマイク)
- クラシックギター録音用。2020年購入。
- (音響的にコントロールされていない)自宅の部屋で録るにはこれで十分。
- Audio-Technica PRO70 (コンデンサマイク)
- クラシックギターにマウントできるラベリアマイク。ただクラシックギターはやはり距離置いてマイク立てた方がらしいきらびやかな音が録れるので、NT5入手以降出番は少ない。
- Zoom H4essential (ハンディレコーダー)
- 練習の録音や、クラシックギター録音の補助用マイクとして。
- 以前は TASCAM DR-07X を使っていたのだが、謎のプツプツノイズが入ることがわかってから失敗できない録音では怖くて使えなくなり、これに乗り換えた。
- レベル調整不要な 32-bit float なので、練習時に録音状態で転がしておくだけでよいのは非常に楽。
- Yamaha HPH-MT8 (ヘッドフォン)
- モニタリングは基本これ。
- Sennheiser HD 660S2 (ヘッドフォン)
- リスニングは基本これ。
- Sennheiser HD 650 (ヘッドフォン)
- HD 660S2 を入手してから出番なし。
- Shure SRH840 (ヘッドフォン)
- HPH-MT8 を入手してから出番なし。ただこれほどライドシンバルがよく聴こえるヘッドフォンはないので捨てられず。
- Soundbrenner Wave (有線イヤフォン)
- 持ち運び用モニタリングイヤフォン。
- AKG N40 (有線イヤフォン)
- 耳コピとかで高解像度が欲しいときに使う。リスニングにはちょい疲れる。
- Apple AirPods 2 / 4 / Pro 3 (無線イヤフォン)
- リスニング & 一般向け聴こえ方確認用。
- 自分は Apple 信者ではないが、Apple のハードウェア設計力には一目置いており、特に AirPods シリーズの耳へのフィット感は素晴らしいと思っている。
- Fostex PM0.3H (アクティブスピーカー) + Roland MA-210 のサブウーファー
- 基本ヘッドフォン派なのでスピーカーには投資していない。
- 低価格で中域がそれなりに出ると評判のよい Fostex PM0.3H に、以前使っていた Roland MA-210 からサブウーファーだけ持って来て低域を補って使っている。
- Roland CM-30 (モニタースピーカー)
- アメリカで自宅セッション等で使っていたが、今は出番なし。
- 手放してもよいのだが、電源が120V仕様なので日本では売りにくい。
- パッシブミキサー
- 電源不要の4入力1出力 x 2(ステレオ)ミキサー。練習用に電子ピアノと音源モジュールの出力をモノラル1本にミックスするために使用。音質は特に求めない、それより電源増えるの嫌、というわけで抵抗加算器によるパッシブミキサーを使用。
- グラウンドループアイソレーター
- 電子ピアノの出力にグラウンドループ由来のノイズが乗るのを解決するため購入。こんな感じで安っぽいが十分役に立つ。
5. レガシー(過去のもの)
5.1 1990年代
- Yamaha RGZ-II: 初めて所有したエレクトリックギター。弾きやすく、音もポップスや AOR で使いやすく、Yamaha のギター意外といいじゃん!と思わせる楽器だった。
- Hohner Headless Bass: 同時期に使っていたベース。知人から譲り受けたもので、型名はもうわからないなぁ。少なくともスタインバーガータイプではないボディだったので、"Jack" というシリーズだろうか。
- BOSS BE-5M + Proco RAT2: BE-5M は1990年代初頭のエントリークラスのマルチエフェクター。見た目は超安っぽいが、エフェクトループに RAT をつなぐと十分本格的な音がして、RGZ-II と一緒に学生時代の前半に活躍してくれた。
- BOSS ME-10: RGZ-II から AIRCRAFT への乗り換えと同時期に BE-5M からアップグレード。
- KORG M1 + KAWAI Q-80 + TASCAM PORTA TWO: PC で宅録ができるようになる前の時代のシンセ+シーケンサー+MTR の名機トリオ。三条 JEUGIA あたりで買い揃えた気がする。
- Roland DEP-3: 空間系/残響系ラックエフェクター。どこかの中古屋で買って PORTA TWO の SEND/RETURN につないで使っていた。あまりいい音ではなかったけど、モノラルで録ったギターにミックスダウン時にステレオでリバーブかけられるのがうれしかった。
- AIWA HD-S1: 今は亡き DAT のポータブルレコーダー/プレイヤー。DAT は当時のアマチュアに手の届く音質的最先端で、三条寺町あたりにあったジョーシンかニノミヤで買った記憶が。マスタリングやギグの録音に大活躍で、今もメディアは捨てられなくて取ってあるな〜。ちなみに当時の仲間内では SONY の TCD シリーズが人気で、AIWA の自分は異色だったと思う。
- REXER VXR-800D & VX-801T: J-Fusion やってると一度は憧れるワイヤレスシステム。型番は記憶が怪しい。心斎橋のどこかの店で買ったっけ。
5.2 2000年以降
- BOSS GT-8: 2003年頃に ME-10 からアップグレード。当時の BOSS のマルチエフェクターのフラグシップで、重厚な見た目もかっこいいのだが、5kgあってとにかく重い。年を取ってこの重さに耐えられなくなり Mooer GE250 に乗り換えたという経緯。
- KORG microKONTROL: 狭いデスク周りで弾くための MIDI キーボード。銀色の筐体にコクピットっぽい操作盤がかっこよかった。これも2003年頃だったか。
- TAMA PRO CUSTOM メイプル: ギグで1バンド分真面目に叩くことになり購入。当時あまり知識もなく、見た目と試奏した感じで選んだら 6 1/2 インチで、なんか深いの買っちゃったらしいと後で気付いた😅引越時に知人に譲渡。

- Fender Mexico '72 Telecaster Thinline: 2009年頃に一ヶ月以上の米国出張があり、その間ギターが弾けないと困るなぁと San Jose の Bascom Ave にある Guitar Showcase で購入。片側だけの F ホールがかっこいい。結局使用頻度低く譲渡。
- Native Instruments Guitar Rig Session IO / KOMPLETE AUDIO 6: 2009年に Guitar Rig Session IO を USB オーディオ I/F として初めて購入、その後 2013 年に KOMPLETE AUDIO 6 にアップグレードした。思えば Native Instruments や Cubase との付き合いはこれ以来。これがベンダーロックイン。
6. 今後の展望
いやぁ、自分の実力やかけられる時間を考えたら、理屈的には今持ってるもので十分以上なんですよね。ピンポイントで何か必要になったらとか、面白そうなものが発売されたらとか、ご縁やタイミングみたいなものにドライブされて買い物することになると思います。Kemper も Fractal Audio も RME も、憧れつつ今のところ実際に手を出すほどではないけど、でもタイミングが合えばえいやっと買う日が来るかもしれないな。