Particle Mesh: Early Adopterはつらいよ (2) ~ Xenon/Argonの消費電流
前回に続いては実際にParticle Meshを触ってみた体験レポを書こうと思っていたのだが、そんなものよりも需要あるかな?と思い、Particle Meshの消費電流を測ってみたのでそっちを先に書いてみる。ちなみにParticle本家のコミュニティにもポストしてみたところ早速+5 Likesをゲット。
結論から行くと、下記がXenonの消費電流を測ったグラフ(横軸ms/縦軸mA)で、通常稼働時が17~18mA、通信時が35~40mAといったところである。
測定はこんな風にINA219+Arduino Nanoを使った電流計で。ソフトウェアはここ。パワー供給はArduino Nanoの3V3出力では心もとないので、USBの5Vを自前のレギュレータを通してXenonの3V3に突っ込んでみた。
続きを読むParticle Mesh: Early Adopterはつらいよ (1) ~ イントロ
Particle Meshが先月到着し一ヶ月ほど触ってみたのでレポしてみる。Mesh+WiFiを備えたArgonを3台と、Meshのみ対応のXenonを2台、数ヶ月前にプレオーダーしていたものである。
こいつが何者かはHirotakaster先輩の記事に詳しいのでそちらを参照してもらうとして、筆者個人の注目ポイントや体験について書いていくことにする。
続きを読むNeural Compute Stick 2でリアルタイムオブジェクト検出 (4) ~ Raspberry Piで使う
NCS2購入当時はSDKがIntel x64にしか対応していなかったため、前回まではIntel PC上でのテストの話をしてきた。しかし最近Raspberry Pi対応のSDKがリリースされたので追加で試してみることにした。
NCS2をRPiに挿すとこんな感じになる。USBポートに直接挿すと他のポートを全部塞いでしまうので、筆者はこういうL字型アダプタを使ってみた。
結論から言うと、Intel PCの2/3程度のパフォーマンスになるがちゃんと動く。パフォーマンスが落ちるのはUSBまわりのI/Oの遅さ故だろうか。ただこれでもMobileNet SSDが20FPSで動くわけで、大したものである。
続きを読むNeural Compute Stick 2でリアルタイムオブジェクト検出 (1) ~ イントロ
USBに挿すニューラルネットワークアクセラレータの新製品 Intel® Neural Compute Stick 2 (NCS2)が先月リリースされた。勉強と人柱を兼ねて購入してみたのでレポートを書いてみる。
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