hogehoge, world.

米国カリフォルニアのソフトウェアエンジニアがIT・自転車・音楽・天体写真・語学などについて書く予定。

IDAS LPS-D2だと…?

来月からアメリカに戻ることになったので、日本にいるうちにIDASの LPS-D1 (天体写真用の光害カットフィルター)を買っておかなきゃと思ったら、なんと LPS-D2 という白色LED対応の新製品が出ているではないか!うーむ、どうしよう。

実写で露出時間や色合いを比較したレポートが欲しいのだが、そういう記事はまだないみたいで、データシートに基づく比較記事を書いた人が一人見つかっただけだった。

d.hatena.ne.jp

私の大雑把な理解によれば、LPS-D2のLPS-D1に対するメリットは

(1) 白色LEDの波長をカットしてくれる

で、デメリットは

(2) 水銀灯の波長をLPS-D1より通す

(3) カットする波長の範囲がLPS-D1より広い(特に黄~オレンジ)のでカラーバランスが崩れたり露出時間が長引いたりするかもしれない

といったところ。(3)が実際のところどんな感じだか知りたいので実写レポートがあるとありがたかったのだが…。

新しいものに挑戦するならやっぱりLPS-D2なんだろうなあ。LPS-D1は今まで通り LPS-P2HEUIB-II を重ねて代用できるからなあ*1。でもアメリカだとLED街灯はまだ日本ほど多くないんじゃね?という気もするし、なかなか決め手に欠けるのである。困った。

*1:ただ明るい被写体だと内部反射でゴーストが出るので一枚にはしたいのです。