ESP-WROOM-02(Arduino)によるWiFiネットワーキング (6) ~ 続・電源の話
前回「USB給電でESP-WROOM-02は動かない」と書いたが、改めて確認してみたらちゃんと動いた。最初試したときは回路が何か間違っていて余計な電流が流れていたのかもしれない。
USB変換モジュールに出てる+5Vのピンを、スイッチングレギュレーターまたは三端子レギュレーターを通して降圧、ESP-WROOM-02の電源につなぐ。この状態で、起動・ATコマンドによる基本WiF動作・HTTPによるLEDとFETの駆動あたりまで確認した。
というわけで、ESP-WROOM-02以外に負荷をつながない(もしくはLED数個のような軽いもの)であれば、USBからの電源+三端子レギュレーターもまあ可能な選択肢ということである。ただ、プロトタイピング中は余裕のある電源を使うのがおススメなのは変わりない。何か問題があったときの原因切り分けが難しくなるからだ。
第一回で紹介した回転灯システムを某所でデモったところ、回転灯を点灯させるタイミングで落ちるということが何度か起きた。開発中は問題なく、そのときとは別の電源と回転灯だったので、おそらく電源容量の問題か、ノイズの問題だと思われる。というわけで、電源の波形を見るためのオシロスコープの登場である。
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ハードウェアがそこそこ(値段の割に)しっかりしているとのことで評判は悪くないのだが、ソフトウェアがまったくクソである。幸いSDKが出ているのでデータロガーを自分で書いているところ。SDKもundocumentedに等しく、リバースエンジニアリング状態である。(´ヘ`;)