トンガの火山噴火による気圧変化
トンガで大きな火山噴火があったが、うちの気圧ログにもその影響が記録されていた。横軸はUTC時刻、縦軸の単位はhPaである。
下記ツイートによると、噴火時刻が15日4時(UTC)、衝撃波の速度が1100km/hとのこと。現場からカリフォルニアまで約8500kmなので、8時間後の12時に気圧の急激な上下が記録されているのとちょうど合う。さらに14時頃に現れて減衰する振動も、普段はこんなデータ見ないので、余波のようなものだろうと思われる。
The massive shockwave of the Hunga Tonga volcano eruption today, Jan 15th (04 UTC) blasted around the world with 1100 km/h and was crossing Europe 15 hours later. Numerous weather stations are recording astonishing 2-3 mbar pressure changes during the passage of several waves. pic.twitter.com/g5cT7R7lj2
— severe-weather.EU (@severeweatherEU) 2022年1月15日
あちこちで公開されている衛星からの映像を見ても、これが尋常でない規模であることが見て取れる。影響・被害を受けた方々が無事に乗り越えられることをお祈りします。